
日本の伝統的木造建築技術の粋を集め高度な匠の技を必要とする貴重な文化遺産、神社仏閣の建築…
そんな神社や仏閣、伝統建築に取り組む部門として佐伯建設には『社寺部』があります。
伝統的木造建築技術の粋を集め、永い歴史の中で培ってきた技術とノウハウが難易度の高い木造建築で生かされます。
他の建設会社には出せない佐伯建設の特色となっています。
建設途中の二十三銀行本店(現大分銀行赤レンガ館)
昭和11年竣工 旧トキハ百貨店
昭和初期、神社建築の起工式での集合写真。左手前、座っているのが創業者 川崎喜一。
春日神社(大分市)の建設途中の様子。
日吉神社(大分市)拝殿修繕 当時。
1984年、ひとつの転機が訪れます。
宇佐神宮宝物殿・参集殿 新築工事です。
宇佐神宮といえば、全国約11万あるといわれる神社のうち、4万600社あまりを占める八幡さまの総本宮としてあまりに有名です。
佐伯建設は、日本建築で有名な大江宏建築事務所のご指導のもと、日本三沢の池として有名な初沢の池に生育する古代蓮の移植保存・史跡調査からはじまり、壮大なスケールである伝統建築に携わりました。
それまでも、社寺・伝統建築は得意分野の1つでしたが、宇佐神宮の現場に携わった技術担当者にとってそこで得た経験は特別なものでした。 その後、1991年には大分市能楽堂の建設を経て、様々な規模の社寺・伝統建築の実績を数多く重ね、創業80周年を迎えた1998年、社寺・伝統建築に特化した部署として社寺部創設に至りました。






高度な技術が必要とされる社寺・伝統建築に、ものづくりの真摯な姿勢で全力で取り組むことで、多くのお施主様のご支持を頂いております。
そして現在、社寺・伝統建築は、九州に根を張る佐伯建設にとってなくてはならない特色を出し、社寺・伝統建築といえば「佐伯」とご使命をいただくまでに成長しました。
社寺・伝統建築に関わる伝統技術を継承しつつ、お客様の求める理想の社寺・伝統建築を実現されるため、新しい技法の研鑽に暇がない今日です。
佐伯建設 社寺・伝統建築の特徴

社寺・伝統建築はお施主様との信頼関係から生まれます。
写真は浄徳寺(福岡県宗像市) 本堂・客殿の
の様子。お施主様との信頼、そして密なコミュニケーションを通じて、無事竣工を迎えることができました。



まずはじめは、現状の建築の状態を確認させていただくことから始まります。 特に老朽化した建物の改修や修復の場合は、単に新しくすればよいということではなく、その建築の歴史的な観点からの検証に準じ、計画を進めなければなりません。 伝統的木造の知識はもちろんのこと、法的な知識、耐震・防火性能に関すること、防蟻・防腐処理に関することなどが特に求められます。 そういった点を熟知した上で、細心の注意が要される設計に関しても、自社内で一貫して取り組む体制が整っており、精度の高い図面を作成し、施工現場へと引き継いでいきます。
肝心とされる施工に関しては、社寺・伝統建築のエキスパートを配し、腕の立つ職人による厳密な施工、かつ親切丁寧な対応をお約束いたします。 佐伯建設は、企画から竣工までの手続き等にも精通し、木割や継ぎ手・仕口等の伝統技術と先端技術を兼ね備えています。

大規模な瓦の葺き替え工事の様子
瓦一枚一枚、職人が丁寧に施工していきます。
瓦を葺き替えることで、その建築が持つ本来の荘厳さを蘇らせることができます。
神社・仏閣につきましては宗派に関係なく、どんな小さな修理工事から新築工事までお気軽にお問い合わせ下さい。